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10万円の特別定額給付金のオンライン申請について、横浜市はいまどんな作業をしているのか、聞いてきました。

5月26日
10万円の特定定額給付金が横浜市ではいま、いったいどうなっているのか? 担当課長からレクチャーを受けました。

【オンライン申請の方】

5月12日から国のシステムでの申請が始まったと思います。それが今どんな処理をされているのか。

まずオンライン申請をすると、登録完了の通知がきます。

市がその総務省のシステムから、打ち込まれたデータを市の給付金管理システムにダウンロードして取り込みます。その時に申請者へ通知のメールがいきます。
じつは市がダウンロードを始めたのが5月22日から。
なぜこんなに遅れたのか?「市の給付管理システムの仕組みを構築していた」「総務省のシステムと行政データの突合する仕組みに苦労した」

取り込んだ申請内容を確認し、不備があれば確認するために、「不備通知」を郵送で送ることに。この作業にひっかかれば当然遅くなる。

それでもなんとか、早い人で今週末から振り込まれる。しかし、オンライン申請をされた方が横浜市全体で8万人。今日(5/26)時点で、3000件余りしか緒についていない。

これは本当に時間がかかる。
もっと前もって準備ができなかったのかとか言いたいことはありますが、とにかく、国のオンライン申請の作りが悪いことが給付の遅れにつながっていると思われる。
報道で出ているように、何度でも申請ができたり、銀行名のところに自分の名前を書いているというような明らかに間違った記載をしても入力したものを受け付けてしまう。それほど、できの悪い仕組み。また市が持っているデータは住民基本台帳のデータだがそれとマイナンバーを利用した申請書を突合することがなかなか難しかったと。だったらよほど、紙の申請一本でやった方が早かったのではないか。もうマイナンバーはやめるべき。

(郵送申請については別に書きます。)


2020-05-26 | ブログ

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