日本共産党横浜市会議員
古谷やすひこ
4月18日(月)の午後から、鶴見区役所へ行って、マイナンバー業務の視察をしました。
現在、鶴見区は約28万5000人、14万4000世帯。(下記の数字は概数で、4月13日現在)
全世帯宛てに通知カードを郵送(世帯)し、区役所に返ってきたものが16000通、今は少しずつ減って、残り8000通。
そのうちマイナンバーカードの発行申請(個人)をして、区役所にカードが届いているのが、26000人。
そのうち、本人に手渡しできたものが、2100人。
人口28万5000人のうち、マイナンバーカードを所有しているのが2100人ということ。
つまり、所有率0.7%。
この作業を臨時的任用職員17名が中心になって行っています。本来は半年の契約でしたが、一年に伸びたとのこと。
区に届けられたマイナンバーカードを一枚一枚確認作業をするのが膨大な時間がかかって、さらに確認作業を終えたマイナンバーカードを申請者に「取りに来る日を予約してください」と連絡しても、半分以上が予約を取らないという現状。
本当に現場の職員さんのご苦労されている様子がよく分かりました。
私たちは、制度導入から膨大な無駄遣いをする制度ではないかと指摘をしたことが、その通りになりつつあるのが本当に恐ろしいことだと思います。始まりからつまずいて、このまま膨大な失敗に終われば、膨大な税金の無駄遣いとなってしまいます。