新型コロナウイルスかもしれない、そう思って医者に行って医者が「コロナかもしれないから検査をしましょう」と、帰国者接触者相談センターに電話をしても、あるいは37.5℃以上の原因不明の熱が出て「コロナかもしれない」と思って個人が電話をしても、なかなかPCR検査にはつながっていません。
3月11までの数字ですが、帰国者接触者相談センターへの相談件数が4194件。そして結果的にPCR検査につながったのが560件。率としては、13%程度!!

考えられることは、相談センターでの対応で、検査につながることを絞りすぎているのではないか、と。
先日の国会のやり取りの中でも、37.5℃以上の熱が4日も続いたらとかではなく、そもそも病気は早期発見早期治療が望ましいのではないかと、日本共産党の小池書記局長の質問に対して、専門家会議の先生が「そのとおりだと思う」と、事実上国の指針が適切ではないということを認めています。
諸外国を見るまでもなく、国内の和歌山などでは疑わしいものについては検査をしています。
市内ではいま市衛生研究所がPCR検査を一手に行っていますが、それを民間検査会社にも協力を依頼しながら検査体制の拡充に踏み切るべきです。そして医師が必要だと判断すれば、PCR検査が受けられるような体制をつくることを求めます。