日本共産党横浜市会議員
古谷やすひこ3月1日 日曜日。雨。
今日は、午後から鶴見公会堂ホールをお借りして、4月のいっせい地方選挙に向けて「日本共産党演説会」を開催しました。私の前職の理事長の窪倉先生も駆けつけて、ごあいさつをしていただきました。
また、青年後援会のメンバーの寸劇「闇を切る」や私と木佐木 県会予定候補のプロモーションビデオの放映後、9分間の演説!!話した内容を以下に公開します。
足元の悪い中、足を運んでいただき、本当にありがとうございます。4年前に歴史ある日本共産党の鶴見区での横浜市会議席を中島から引き継ぎ、皆様に押し上げていただきました、日本共産党 横浜市会議員 古谷やすひこ です。二期目も引き続き誠心誠意全力で頑張る決意です。どうぞよろしくお願いいたします。
私は大学卒業後、汐田総合病院に就職して医療や介護の現場で働いてきました。そんな全くの新人であった私が、この四年間、市会議員としてやってこられたのは、周囲の方々の多くの支えがあったおかげです。またこの4年間には、産まれてすぐの子どもを亡くしたり、その一方で家族も一人増え、今は男の子ばかり4人の子どものいるにぎやかな家庭となりました。何かとバタバタしている私の議員生活を支えてくれている家族には本当に感謝しています。
議員となってすぐに取り掛かったのは、福島原発事故で横浜にもまき散らされた放射能汚染への取り組みでした。希望があるところ測定して回ったり、小学校給食に、汚染麦わらを食べた牛肉が提供されたときには、市当局から連日情報を取り改善を求め続けて、その情報を発信した私のブログには連日6000人以上のアクセスがありました。
翌年には待機児童の問題で子どもたちの保育環境を守りなさいと言い続けてきました。林市政になって、園庭がない保育園が増え、今まで保育園を作らなかったような、例えば、高速道路や線路の高架下、駅ビルの中や消防署の上などに設置しました。鶴見駅のシャルの6階にもイタリアンの隣に保育園がありますし、JR石川町の改札から居酒屋を経てすぐ隣に保育園があります。確かに便利かもしれませんが子どもは荷物ではありません。乳幼児の発達段階にふさわしい環境が必要です。私は騒音計を持って保育園を回って、いかに劣悪な状況で保育が行われているかを告発してきました。
最近取り上げ続けているのが中学校給食実施の問題。何度も何度も市長や教育長に対して、道理を尽くして冷静に中学校給食の実施を求めていると、大きな野次が自民党席から飛んできます。「家庭からの愛情弁当はいらないというのか」。これはおかしい。問題をすり替えている上、子どもへの愛情の示し方まで指示される覚えはありません。ちなみにその野次を飛ばしている方はこの四年間一回も質問には立ったことはありません。でも私はこんな汚いヤジには負けません。今でも昼食の時間にお弁当を持ってこれずに、先生からお金を借りたり、それが嫌な子はみんなが弁当を食べている時間に教室を出てしまっている生徒がいます。中学校という人生の中でのスタート地点から、格差を押し付け我慢を強いるような今の現状は絶対に変えなければいけない。今導入しようとしているのはただ業者弁当を買えるようにするだけ。あらためて、栄養バランスのとれた、あたたかい、全国では当たり前の中学校給食を実現させましょう。どうぞよろしくお願いします。
国で消費税増税が強行され、その上医療も介護も生活保護も年金もすべて悪くなりました。市民生活にも大きな影響を及ぼしています。市民税や国民健康保険の滞納者が増え、生活保護世帯も増え続けています。本来、横浜市は市民生活を守る立場で働くのが地方自治法にも定められている横浜市の使命です。しかしそれには程遠い市政運営です。お金がないと言いながら、高齢者や障害者の福祉パスを有料化するなど市民サービスを削る一方で、650億円以上もかけて市庁舎を立て替えようとしたり、横浜駅や横浜港の大改造、多くの住んでいる方々を立ち退けてまで進めようとしている高速道路建設、これら全ては国の成長戦略の一環です。国の政策に追随するだけでは、まるで国の横浜出張所です。私も高速道路を使いますし高速道路をいらないというわけではありません。市民サービスを削ってまで進める優先順位のつけ方が間違っている。そんな国言いなりの市政になっているのは、横浜市会の最大会派である自民党に従い続けているからです。市政は、国の動向に重点を置くのではなく、市民生活の向上のためにこそ働くべきです。そんな市政をご一緒に切り替えていきましょう。
最近ある議員の議会報告会で、議会でどれだけ働いたかという、資料が配られました。それによると、この鶴見区6人の議員のうち、私はトップの質問回数でした。他の区でも、共産党議員のいるところは全てトップです。つまり、日本共産党議員がいればいるほど、議会活動は活発化することは間違いありません。またこの四年間だけでも、自民党・民主党・公明党は、市長が提案する議案にすべて賛成をし続けてきました。私たちは、市民生活を守る立場で判断し、結果市長提案の6割に賛成し、残る4割には対案を示して改善を求めました。賛成だけをする議員が一人増えても二人増えても議会は変わりません。これからの横浜市政、カジノ誘致の問題や教科書採択の問題、まだまだ課題は山積です。引き続き全力で働いてまいります。よろしくお願いいたします。
選挙情勢は、現職県会議員が市会へと鞍替えするという情報もあるぐらい近年まれにみる大激戦の様相です。しかし絶対に負けるわけにはいきません。つい先日、公立高校の合格発表があり、一足早く長男は第一希望の高校に合格しました。子どもに負けるわけにはいきません。今度は私が合格する番です。
この広い鶴見区で日本共産党の議員が私一人ではとてもみなさんの願いに十分に応えきれません。先ほど力強く決意表明をしました木佐木ただまさを県会議員に、そして私は引き続きの二期目の横浜市会議員にそろって押し上げていただければ、その働きは二倍にも三倍にもなります。この鶴見区での16年ぶりの県会市会のダブル当選を実現させていただいて、県知事には岡本はじめ へと、どうぞ拡げに広げていただいて、必ず勝ち抜かせていただきたいと思います。ありがとうございました。
終わった後は、会場に来ていただいた方にも協力をお願いして、要求がかかれたメッセージボードをかかげて記念撮影!!