日本共産党横浜市会議員
古谷やすひこ第四回横浜市会定例会の医療局の常任委員会審査での報告事項の一つに、
「地域医療構想調整会議」の検討状況の報告がありました。
これは、これからの医療需要の将来推計や病床機能の状況などをかんがみて、今後どうしていくかというもの。
その中で明らかになったのは、
国の推計で2015年に本市全体で約6600~7900床の病床が不足することが明らかになったとのこと。
そして、現在横浜市が3つの医療圏で分かれている中、医療機能で不均衡が生じている。
現行の3つの二次保健医療圏を一つにする方向で議論しているとのこと。
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ちょっと論理的につながりません。
地域ごとの事情があって今でも医療機能が偏在しているのに、医療圏を今よりも大きく統合してしまうというのは、矛盾した施策であると考えます。
また、下記の通り、これからの必要病床数のうち、回復期の病床が圧倒的に足りないことをどう確保していくのかの道筋は全く見えません。
また、「横浜市が足りない状況が分かったが、全国的な動向は?」と聞くと、
「全国的には20万床過剰だという予測の中、神奈川・千葉・沖縄・東京は、不足すると聞いている」との回答。
いずれにせよ、必要な医療がしっかり受けられる体制を整えていくように引き続き求めていきます。