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[都市計画道路岸谷線]64年前に策定された計画を粛々と進めようとしている横浜市の道路行政の不思議!?「なぜ事業見直ししないのか???」 ~計画をすすめれば、立ち退き対象が130軒以上、全路線買収率も一割以下

今から64年前のこと。とある道路計画が、都市計画決定されました。

それは、都市計画道路岸谷線(1952年7月16日)。
しかし計画当初から沿線住民を中心に大反対運動がおこり、今でも毎月「都市計画道路岸谷線と大気汚染を考える会」の役員会が行われ、計画路線を実際に見てみる「岸谷線ウォッチング」や、岸谷線の計画の現状を伝える住民説明会を二か所で開催する等、活発な岸谷線反対の活動が繰り広げられています。
今日は、その会の役員さんたちが勢ぞろいして、6月に行われる住民説明会に向けて、要望項目の提出と説明会への出席を求めて、市の道路局の担当者と懇談をおこない、その場に同席しました。

「このままの岸谷線計画を進めるとうちの町(柳町)がなくなってしまう。」

「ぜひ現場を実際に見ていただいたうえで回答をいただきたい。」

など、直接役員さんたちが市の担当者に訴えました。

 

そもそもこの岸谷線の計画は、64年前に策定された計画で、このままの計画が実施されれば、立ち退きの対象となる家が130軒、先行して買収されている土地が4000㎡ 約27億円で、全路線の一割以下の買収率。

とても現実的な計画とは思えません。速やかに計画の撤回を求めていきます。

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2016-05-09 | ブログ道路・交通

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