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横浜市全体でたった21冊しか配布されない教科書採択での教科書見本の部数を抜本的に増やしてほしい!!

今日(1/17)は、党議員団として市の教育委員会に対して以下の申し入れを行いました。


 

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2019年1月17日

横浜市教育長 鯉渕信也 様

日本共産党横浜市会議員団

団長 あらき由美子

 

教科書展示会に供する教科書見本の部数を増やす手立てを求める申し入れ

横浜市立の小中学校で使用される教科書について新年度の2019年度は、小学校全教科と中学校(道徳除く教科)で採択が行われます。中学校は次期学習指導要領との関係で2020年度も採択が行われます。

採択に先立ち、教科書の展示会が開催されます。例年3月には文科省より教科書展示会に関する通知が各都道府県教育委員会に発出されます。展示会について文科省は「教育関係者の教科書研究の便宜を図り、一般公開を通じて、地域住民等の多くの方々に教科書に触れていただくための取組」(2018年3月30日教科書課長通知)と規定し、多くの市民、教育関係者が「より一層利用しやすい環境づくりを進めるための配慮と便宜を図」(2018年3月6日教科書課長通知)るよう求めています。

横浜市は、2018年度開催の展示会の実施か所は、教科書センターの法定会場5か所、臨時会場13か所の1行政区1会場の18か所でいずれも市立図書館となっています。一方で横浜市に配分される各教科の教科書見本の上限部数は文科省の定めにより教科書センター1か所当たり2部を含め総計21部であり、展示会として使われたのは10部と聞いています。このために18区同時に開催することはできず、各会場には1部しか配分されなくて、一つの教科書見本を手にするまで何人も順番待ちとなるという事態が生じています。

党市議団は、昨年6月4日、展示会開催の初日に会場の中央図書館を訪れ、調査しました。この調査を受けて、展示会の在り方についての改善を求める緊急申し入れを6月8日に教育長に行い、そのなかで「教科書の展示部数は工夫をこらして増やすことと国に上限部数の引き上げを求めること」を改善策の一つとして提案しています。また、7月3日には、文科省に出向き、実態を示しながら、配分部数を増やすよう改善を求めたところです。

文科省のヒアリングのなかでは、各都道府県が設置する教科書センターには教科書見本2部置くことになっており、教科書センター数が増えれば教科書見本の部数が増えることが確認できました。

教科書センターは、教員・住民の教科書研究のために設置されているもので、1956年の全国600か所から2018年4月には950か所と増えています。神奈川県で19、横浜市は中央、神奈川、保土ヶ谷、磯子、都筑の各図書館5か所です。ここでは教科書を蔵書し、自由に閲覧できます。ちなみに大阪市は「教科書に対する保護者や市民の関心に応えるため」として、市立図書館・区役所・区民センター・区役所出張所を教科書センターとし、その数は31か所です。

2018年3月30日教科書課長通知では、教科書センターについては新設、移転等があった場合には、その旨を文科省初等中等教育局教科書課に報告すると記しており、新設は都道府県の教育委員会の裁量としています。

以上の経過を踏まえ教科書見本部数を増やすために文科省の通知前に以下の措置を講じられるよう申し入れるものです。

1、横浜市内の教科書センター設置数を大幅に増やすことについて神奈川県教育委員会との協議を速 やかに行うこと。

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2019-01-17 | ブログ子育て・保育

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