日本共産党横浜市会議員
古谷やすひこ「ご飯がすっぱい」
こういう生徒の訴えがきっかけでハマ弁の製造業者の一つ「美幸軒」の川崎工場で製造されたハマ弁のご飯に規定量以上のペーハー調整剤がはいってしまい、「すっぱさ」につながったとのこと。
ペーハー調整剤は、市の担当者のによれば
「菌の増殖を防ぐことを目的にして使用していて、業者の仕出し弁当には入っていますよ。」
私「じゃあ、小学校の給食には入っているの?」
担当者「それは使っていません。」
さらに今回のことを業者は指摘されるまで気づかなかったことも問題。
さらに、その日(2017年12月21日)に、美幸軒の川崎工場で製造されたのは、88校で1201食。そのうち、申し出た5名の方だけに返金をしています。対応としておかしいのではないでしょうか?
さらに、この問題を記者発表もしない。
業者に対応の改善をさせるように、市からも指導すべきではないかと主張して、その結果を次回の常任委員会で報告するように求めました。
3月15日の横浜市会教育 常任委員会で「横浜市立学校 教職員働き方改革プラン(案)」が出されました。
その中で、目標が掲げられ、これがまたすごい!
1から3まで非常に高い目標です。しかも、これをいつまでに達成するのかというと、「すぐに行いたい」との答弁。
しかし、指摘をしたのが、この目標を実施するための施策が弱いです。今までやってきたことをずらずらずらとならべているだけ。ここでは詳しく指摘しませんが、あまり今までと変わり映えしません
また、この「働き方改革を進める理由」の中で、教職員の実態について、「小学校の5割、中学校の7割の教職員が休憩時間を全く取れていない」と書かれています。これ自身が労働基準法違反の状況であると自らが認めたものです。
ともかく、これだけ具体的な目標を掲げたことは大きな前進だと思います。これを一刻も早く実施させることを求めていきます。
寺谷にこにこ保育園についての横浜市から正式な経過報告が3/15に、横浜市会こども青少年局の常任委員会で以下の通り報告がありました。
これは、本当に表層的な報告だと感じます。
私からは、以下の通り質疑をしてきました。
⇒経過について、それ以前に異変の兆候はなかったのか?特に新入園を受け入れないとなったときに、どの程度園の実情をつかん でいたのか?(こういうことはよくあることなのか)
⇒園長が退職することは本市はどの時点で知っていたのか?
⇒園長に続いて、一か月もしないうちに主任もやめる宣言をしたと聞いています。その後3人やめて、4月から開園する同じ園に移動すると聞いています。こういう事情を本市はつかんでいたのか?
⇒こういう事態は園にとっては緊急事態だと思うが、法人の対応はどうだったのか、本市はつかんでいますか?
⇒この園長先生をはじめ5人の方が4月から開園する鶴見中央保育園に移動すると聞いています。寺谷にこにこ保育園を運営する株式会社にこにこと、鶴見中央保育園を運営する社会福祉法人幸友会は、その理事や代表は縁戚関係にあることも分かっています。結局今回の問題は、単に保育士がやめたから休園するというような単純な問題ではありません。法人同士の中で何があったかは分かりませんが、新しい保育園をつくるにあたって、今まであった保育園からごっそり職員を引き抜いたことで、休園にまで追い込まれたことが真相ではないか?
⇒結局、不適切な法人運営によって認可園が休園になり多大な迷惑をかけた。
⇒今回の対応をみていると株式会社にこにこが適切な保育園運営が行えるのか心配です。財務状況も含めて大丈夫なのか?
⇒残っている1・2歳の園児について、一年後に休園することが決まっている園にいつまでも職員がいるとは思えませんが、園長人事を含めてどうなるのか?
⇒不適切な法人が出てこないようにするためには、横浜市は何をするのでしょうか?
⇒これだけ民間園が広がってきた中で、こういうリスクが増えてきていると思うが、万が一保育士不足で新規入園stopであるとか、休園であるとかにならないように、リスクヘッジをするために、考えている対策は?