日本共産党横浜市会議員
古谷やすひこ横浜市内にある米軍施設「根岸住宅地区」。現在米軍家族・関係者は誰も居住していない。その基地に囲まれた地域に住む佐治さんたちだけ。
この間、私も世界でも例のない特殊な状況下におかれた佐治さんたちの状況の改善をはかるために市にも国にも働きかけを強めてきた。
市もこの間、佐治さんたちから見ればまだまだ不十分な所はあるものの、市民を守る立場で国にも働きかけてきた。
しかし、国は一向に腰を上げない。
今回の「要請」は、今までの雰囲気とは違って、少し踏み込んだ、横浜市が国に対して”苛立ち”を見せるような雰囲気の文章です。
まったく正論の要請です。
国は誠意をもって対応すべき!
本日(4月28日)付けのしんぶん赤旗の4面に記事が掲載されました。
ちなみに、同日付けの神奈川新聞ではこんな感じ。
先日の横浜市会基地対策特別委員会の市内米軍施設の視察で、根岸住宅の様子を報告します。
昨年末までに、米軍関係の居住者が全て出ていきました。
その中に、米軍に土地を提供せず住み続けた佐治さんのお宅が残っています。約43万㎡の中に、ぽつんと残っているイメージ。
こんなふうに、もぬけの殻になった家が広々とした敷地の中に建っています。まさにゴーストタウンです。
下記の写真に写っている建物全て、もちろん誰も住んでいません。
引っ越しで置いていった家具の数々。
施設内のあちらこちらに、まとめておいてありました。
幼稚園や小学校もありましたが、もちろん使われていません。
そんな中で、佐治さんのお宅はあり、暮らしています。
実質、閉鎖状況にある根岸住宅内で、ゲートの問題、街灯の問題、水道の水質の問題、などなど、問題は山積です。